冷却塔を常に清潔に保つことで、冷却能⼒の低下や故障などのトラブル、レジオネラ菌等の発⽣を 未然に防ぐことができます。
クーリングタワーは屋外に設置されていますので、常にゴミ、ホコリが塔内に溜まってきます。 また⽔が蒸発するときに熱を奪う原理を利⽤しているため、⽔中のカルシウム分やマグネシウム等の物質が、⽔の蒸発と共に蓄積されてます。
このまま放置しておくとパイプ類やポンプ等が詰り、故障の原因となります。
充填材等にスケール等が数ミリ付着するだけで、20〜30%も冷却効率が落ちると⾔われています。 また、冷却能⼒の低下ばかりでなくレジオネラ菌をはじめ雑菌・藻等が発⽣して衛⽣的にも問題です。
省エネ、衛⽣⾯、効率の⾯からみても、クーリングタワーの定期的な清掃は、必ず⾏うよう⼼がけましょう。